2015年9月13日日曜日

クィックシルバー 破産との一部報道をうけて


アメリカのクイックシルバー・インクは同社の米国子会社についてチャプター 11(日本における民事再生法)の申請を行いましたが、日本を始めとするクイックシルバーのアジア・パシフィックにおけるビジネスがこれによる影響を受けることはありません。この申請により会社の財政とオペレーションをオークツリー・キャピタル・マネジメント・エルピーの支援によって立て直すことが目的です。

9月8日(現地時間)アメリカのクイックシルバー・インクは同社の米国子会社についてチャプター 11(日本における民事再生法)の申請を行いましたが、日本を始めとするクイックシルバーのアジア・パシフィックにおけるビジネスがこれによる影響を受けることはありません。

アジア・パシフィックでの ビジネスは変わらずに良好で、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、台湾および東南アジアの新興マーケットのすべてで成長しており、依然としてグループ全体の中核に位置します。


ヨーロッパとアジア・パシフィックのビジネスは相変わらず好調であり、今回のチャプター 11申請にこれらの地域は含まれません。これら地域の財務体質は極めて健全で、現状のオペレーションを継続するだけの十分な資金的余裕があります。つまり、これらの国ではいつもどおりのオペレーションが行われ、我々はいつでも3つのブランドであるクイックシルバー、ロキシーおよびDCをお客様に対して提供することができます。


クイックシルバー・インクのチャプター 11申請は会社の財政とオペレーションをオークツリー・キャピタル・マネジメント・エルピーの関連会社(以下「オークツリー」といいます。)の支援によって立て直すことが目的です。オークツリーは強固な財務体質をもち、かつ我々と似たような境遇の会社をいくつも立ち直らせた経験があります。オークツリーは我々にとって最高のパートナーになるでしょう。


なお、クイックシルバーはこれからもサーフ、スケートおよびスノーの選手の支援を続けます。